ヤゴの飼(か)い方
学校のプールや近くの小川でみつけたトンボのヤゴの飼い方について
1 用意(ようい)するもの
@ 飼うための容器
水槽(すいそう)(水がえがしやすいように小さい方がよい)があれば、それを使えばいいですが、
ない場合はジャムなどが入っていた「広口(ひろくち)びん」(開口部が8センチ前後)でもだいじょうぶです。
(この場合は1つの容器に1匹ずつ入れれば共食い(ヤゴどうしで食べ合うこと)を防げます)
A 砂(すな)(川砂をつかう)、小石(こいし)、少し大きめの石[ヤゴがかくれたり、水からはいあがるため]、川に生(は)えている藻(も)や水草(みずくさ)
B 小枝(こえだ)・棒(ぼう)またはたけのある草[羽化(ヤゴがトンボになる)するための足場(あしば)]
C 水道水(井戸水ならそのままつかえますが、ばけつなどにとり、日光にあてるか1ばんおいて消毒薬(しょうどくやく)
をぬいたもの)
D えさ(ヤゴは生きたえさしか食べません) ミジンコ、ボウフラ、アカムシ、イトミミズ
(川でとってもいいですが、いちぶはつり道具の専門店などで売っています)
なお、最近、本ホームページの掲示板に書き込みを頂いたebineさんによると、冷凍のアカムシを使う方法もあるようです。
2 飼育容器のセットの仕方
@ 砂を深(ふか)さ2〜3cmぐらいしき、水草を植えて、そして、小石をその上に2cmくらいしき、さらに大きめの石(ヤゴがはい上がる)をおきます。
A 水を3〜10cmくらい入れます。水を入れる時に、砂がほれないように缶のふたをおいて水を入れるといいです。
B 小枝や棒を立てる。
C ヤゴは水槽で2〜3頭、広口ビンに1頭入れる。(たくさん入れると共食いをしてしまうため)
D 置(お)き場所は、風通(かぜとお)しがよく、直接(ちょくせつ)日光(にっこう)があたらない所におきます。
(写真のようにビニールシートの上に新聞紙(しんぶんし)をおくといいです)